離乳食をはじめるときに必要だったもの
こんにちは、二児の母のひろこです。2017&2019年生まれの年子の育児中ですが、二人とも0歳6ヶ月頃から離乳食をはじめました。
赤ちゃんが4~5ヶ月くらいになると離乳食の準備に焦り始める方も多いんじゃないかと思うのですが、私も正直離乳食をはじめるのにわからない事や小さな悩みが多すぎたのでこの記事を書こうと思いました。
離乳食を作るのも調べるのもはじめてだったので、講座に行ったり本を読んだりネットで調べたりしながら進めたので、自分の場合に使ったアイテムをまとめます。
育児中は調べてもきりが無かったり、時間が無くて困る事が多いと思うので「とりあえず離乳食を始められそうなラインナップ」を目指しました。
そろそろ離乳食だけど結局何が必要なのかわからなかったり、準備に不安がある方の参考になれば幸いです。
あまり新しく物を買いたくないという気持ちが強かったので離乳食の調理セットは買わずに済ませたので、わりと最低限のラインナップだと思います。
離乳食に必要なもの
いろいろ調べた結果、離乳食を与えるのに必要なものは大まかに言ってこの4種類になります。
- 時期にあった食べ物(一ヶ月目は米、野菜、たんぱく質)
- 食べさせるための道具(食器やスプーンなど)
- 調理道具(鍋、炊飯器、レンジ、お粥器具など)
- 保存道具、便利なもの
順番にまとめて行きますね!
イントロ:事前に準備したこと
そのまえに、事前に行ったことのメモです。
離乳食講座に行った
保健所で行う区の3~4ヶ月検診に離乳食ミニ講座がついていたので夫婦で行ってきました。
離乳食初期のポイントに絞ったお話でしたが、実際につくってくれたので、食材の小ささややわらかさが見れてわかりやすかったです。
あとは「あ、離乳食はじまるんだ、そろそろ買い足すものとか準備しはじめるか〜」っていう気分になりました。 (無理に行かなくても大丈夫です。)
離乳食の本を買う。
幼児食まで載っているものを買ったのでまだ必要部分しか読んでいませんが、私的にはネットにある有象無象の断片的な情報を集めるより本のほうが楽だし、離乳食初期から1歳半くらいまで参考になるから一冊あっても良いと思いました。
レシピサイトやブログはとても便利な反面、個人の投稿がほとんどなので情報の正誤性を調べるには難しいです。
逆に、保存や調理のテクニックやアレンジを調べるのにはたくさんの新しい情報があって便利なので、使い分けが肝心かなと思っています。
私は図書館や本屋に行って離乳食の本に色々目を通しましたが、ちょっと分厚目のしっかりした本ならあんまり内容変わらなそうでした。ただ研究やルールが進むこともあるので、読むなら最近のものが良さそうです。
私は「はじめてママ&パパの離乳食」という本を買いました。メニューが色々載っているので離乳食に慣れてからも何作ろっかな〜とパラパラ読んだりします。
時間を決める。離乳食をあげようと思う時間に一緒に食卓についてみた
子供は結構規則的に生活しているものの、自分のごはんの時間や量が適当だったので、起きているときはなるべく一緒に食卓につかせる時間を増やしたり、後に一回目の離乳食をあげようと思う時間に自分が軽く食事をしてその姿を見せる努力をしました。
見ることで食事の仕方を覚えたり、興味を持つのかなと思ってやってみましたが、続けていると口をパクパクしたり皿を触ろうとしたりと良い反応になってきたので「そろそろあげようかな〜」と離乳食の時期を決めました。
また、うちの場合は食べた直後や午後に小児科に行ける時間が良いなと、午前中に軽く昼寝したあとの10~11時くらいを食事の時間にしました。
無理なく続けられる時間帯が良いのかなと思います。
はじめはダイニングテーブルで抱っこだと食べさせにくいので、ハイローチェアをリクライニングして使ってます。
もう少し座れるようになったらハイチェア予定です。
前置きが長くなりましたが、
- 時期にあった食べ物
- 食べさせるための道具
- 調理道具
- 保存道具、便利なもの
という順番で使ったものを紹介していきますね。
①時期にあった食べ物
一番はじめにあげる食事は、お米を10倍の水で炊いた「10倍粥」というゆるゆるのお粥を、さらにペースト状にしたものからが良いようです。
これを一週間ほど食べて、問題無さそうならば一週間野菜を試す、その次にたんぱく質(豆腐など)を追加としていくのが一般的なよう。
世界的にも6ヶ月頃からの離乳食開始を推奨されています。
食材(米、野菜など)★必須
我が家もお粥からはじめたので米が必要でした。
いっちばんはじめは家にあった米大さじ2(30g)で約一週間分の10倍粥ができました。まだ1日1回で、小さじ1くらいから始めるので意外とそれくらいで足ります。
野菜は家にあったりスーパーで買ったもの使ったり、最後に出てくる野菜フレークを使ったりしてます。
ベビー麦茶や湯冷しなどの水分 ☆必須ではない
離乳食まで母乳しか飲まずに過ごしてきましたが、暑くなってきて汗や水分摂取量が増えたのを見て麦茶を飲ませはじめてみました。
麦茶は作っても良いと思いますが、紙パックだとストロー練習になるかなと思ったのと味の薄さを確かめたかったのでまずは市販にしました。
ちなみにストロー練習したい場合は、容器をちょっと押したら中身の出る四角い紙パックが便利です。(丸い容器は押しても出ないので初期には飲ませにくいです。)
はじめは小皿に少し出して、食後にスプーンで飲ませたりしました。水分摂取はこの時期絶対ではないようですし、ご自分で調べて進めてください。
②食べさせるための道具
離乳食用のスプーン ☆離乳食用必須ではないけど小さいスプーンは要る
ベビーザらスでいくつか比べながら、「ピジョン 食べるnoおうえん はじめてのフィーディングスプーン」を購入しました。
離乳食を一口あげて気づきましたが、想像以上に赤ちゃんの口は小さいですね。
あとはまだ食べ方を学ぶ段階で、舌の上に置いてくるような食べさせ方なので小さくて平べった目なのが楽なのかもしれません。
初日からぱくぱくと食べてくれたので離乳食用のスプーンは買ってよかったです。
スープ用のスプーンで麦茶も飲めたので、こちらの2本セットで便利でした。
スプーンを変えたら食べやすくなったり素材の好みがあったりするようなので、色々比べてみてください。
離乳食で使った食器 ☆必須ではない
とりあえず家にあった小さいボウルや、元々あった小皿、お食い初めの際にもらった小さめの漆器などを適当に使ってます。
可愛くて丈夫そうなものがあったら足すなど、時期にあった使い方をすると思います。
新しく買いたい場合は100円ショップでも良いし、離乳食の調理セットについているものでも良いし、はじめは離乳食をあげるお母さんお父さんの好みで選んでも良いんじゃないかな。(子によるかもしれませんが、多分まだ食器ぶん投げないので)
サイズがちょうど良いのがあれば良いので、無理に買わなくても平気そうです。
でももし買うなら、レンジ対応で割れにくいもの、家庭によっては食洗機も使えるもので色々な使い方ができるものが便利だと思います!
このへんのはマグやカトラリーも付いているので長く使えそうだしお得ですね!
ベビー用の食事エプロン ☆離乳食が進むと必須
超初期は食べるのもおかゆくらいなので、汚れ防止はよだれかけやガーゼやタオルで済むかもしれません。
が、後に食べる量がふえたり、飲み物が増えたり、手掴みが始まったりすると「いかにストレス無く片付けるか」も視野に入れることになります。なので多分食事用エプロンを買うことになります。0~1歳の保育園にも必要になります。
うちではセリア(100円ショップ)で薄手の食事用エプロンと、Amazonでベビービョルンの人気っぽい「ソフトスタイ」を買いました。どちらもささっと水洗いできる食事用のタイプです。
100円エプロンは薄いのでかさばらずに持ち運びにも便利。ビョルンのソフトスタイは、麦茶を飲ませたときにわかりましたが液体のキャッチ力がすごいです。淡い色が可愛いかなーと思ってイエローにしました。
飲み物をこぼすことの方が多いので食後のお茶のときまで付けていて、最後に食器とまとめて洗ってます。
ストローマグ ☆いずれ使う
上の麦茶の欄に書いたように、夏に向けて飲み物を飲めるようになって欲しくて用意しました。
完全母乳だったので哺乳瓶やスパウトじゃなくても意外といけるんじゃないか?→じゃあストロー試すか、と。
リッチェルの「コップでマグ」という商品でストロー練習をするか迷いましたが、蓋がすぐ外れるという口コミが多かったのと、外出時に使いやすくてにこぼれにくいのが良いなと思ったので「teteoマグストロー」を選びました。
teteoのストローマグは9ヶ月から用でしたが、まだ6ヶ月になっていない初日からなんとかちょっと飲めて、3日くらいで「一口吸って飲む」というのは上手になりました。(紙パックのおかげ)
まだ腰が座ってないので親が持って少しだけ飲ませるくらいです。早速出先で暑いときや泣いちゃった後にも飲ませられて便利でした。
子によっては6ヶ月くらいでもストローマグ使えるって話でした。
teteoの推奨は9ヶ月頃からなので、こちらに関しては使っているteteoではなく6ヶ月頃から使えるストローマグのリンクも貼っておきます。
歯ブラシ・ガーゼ ★慣れとくにこしたことはないので初期に用意したい
歯磨きもよくわかりませんでした。歯、ほぼ無くない??っていう。
0歳はよだれがかなり多くて、それで汚れも結構落ちちゃうらしいのですが、一人目の時に「もっと歯磨きに慣らしておけばよかった… 嫌がりすぎだろ…」っていうシーンが多々出たので、もっと慣らしてあげればよかったなぁとちょっと後悔もしています。
離乳食初期は歯磨き練習のような感じで食後にガーゼで歯茎を拭いたり、歯があればこういう乳歯用の歯ブラシあると良いと思います。
可愛いのでカメさん歯固め付きにしてみました。
ベビーワセリン ☆必須ではないけどあっても困らない無難な保湿剤
食材やよだれは口周りがかぶれやすくなるので、初期は保護のために食前に口周りにベビーワセリンを塗りました。ワセリンは薬というよりもシンプルな保湿剤という感じのアイテムなので、口周りの肌荒れに悩んでる方にはおすすめします。
食事のとき以外にも使えたり、便秘時にも使えたりして便利なので常備してました。たまに自分のリップやハンドクリーム代わりにしたりも。
食事に慣れてからは塗らなくなりましたが、保湿剤としては今も使ってます!
③調理道具
ミルクパンとか小さい鍋 ☆必須ではない
片手鍋の小さいのが欲しかったので追加しました。小さめの12cmのミルクパンを頂きましたが、14~16cmくらいも便利そうです。
湯冷しを作ったり、少し野菜を茹でたり、昆布出しを作ったりと毎日のように使えてかなり重宝してます。ホーローだと衛生的で安心感ありますね。 プレゼントで頂いてめちゃくちゃ使ってます。小さいの一つあると便利。
ミキサー or ブレンダー(もしくはすり鉢や裏ごし器)★ほぼ必須
離乳食は一食ごとに作っても良いですし、まとめて作って冷凍しておくのも便利です。
初期はすりつぶしたペースト状、その後に細かくしていくので毎日毎回やってると地味に大変なのでまとめて作るのがおすすめです。そしてストック作りには、ミキサーやブレンダーが超便利です。
うちは今はミキサーもブレンダーも両方ありますが、一人目の時はミキサーのみで、二人目の時にはブレンダーを買い足していました。
初期のペーストはブレンダーの「つぶす」的な機能か、ミキサーで作れます。
一人目の時はペースト状のストックを作るのには基本的にミキサーを使っていました。ミキサーでも問題ありませんが、「ミキサーではある程度の水分や作る量が必要」ってのがあるので(容器の大きさに合わせなければ歯が回らないので)、ブレンダーのが作る量に気を使わなくて済みます。
一食分とかほんのちょっと豆腐とかしらすをすりつぶしたい、ていう時はもうスプーンで潰したり、100均の小さいすり鉢つかったりもしました。
また、中期以降は簡単にみじん切りにできるものがあると結構便利なんですが(包丁や、離乳食用に細かくできるものでも大丈夫です)、ブレンダーには「きざむ」ていうみじん切り機能付いていることが多いので、どっちも持ってなくて調理用にどちらか買いたければブレンダーが便利かと思います。
どっちも少しうるさいので、基本日中に使います。夜中に作り置きしたい人とかはそのへん注意かも?
すりばちや小さくカットするのに便利なものを少し買い足したければ、100均もおすすめです。
ブレンダー等はあればめちゃくちゃ便利ですが、このあたりを買い足すかは家の料理スタイルによりますよね。いうても離乳食の時期は限定的なので、その後にも使いやすいアイテムを足すくらいで良いんじゃないかと。普段の料理が楽になるものが良いと思います。
茶漉し・味噌漉し ☆必須ではない
私は離乳食用の食材をちょっと茹でたりちょっと裏ごしするのに、ミルクパン+茶漉しも使ってました。
少量の豆腐やしらす茹でるのにジャストサイズ。茹でなくてもここにしらす入れてお湯ぶっかけるとかもやります。
要は持ち手のついた小さいざる。
シリコンヘラ ☆ほぼ必須なような
地味に便利です。
私はお菓子作りが好きなので持っていましたが、粘度のあるお粥とか少量のペーストをミキサーから出したりするのにかなり使いやすいです。ていうか買ったら料理全般に便利でした。カレー作ったり炒め物でも使います。
100均でも買えると思いますが、これ硬さがあって調理に良いですよ。
鍋などおかゆを炊く道具 ☆新たに買う程ではない
お粥作りは適当な大きさの片手鍋や土鍋、圧力鍋でも、炊飯器で一緒に調理でも、ごはんにお湯足してレンチンしたりちょっと茹でてもできるので、負担にならないやつで良いと思います。
固かったら水分足して熱加えるとかでどうにかなったりするので、お粥は適当にやってもわりとどうにかなるイメージです。
→(追記)ちなみに、後に食べる量が増えてからは圧力鍋を使うようになりました。10分くらいで軟飯を炊いてます。圧力鍋は早くできて超便利ですね。
保存道具・心の余裕用
冷凍用トレー★ストックするなら必須
私が氷を使わなくて冷蔵庫の製氷皿を捨てていたために買ったんですがマジで買って良かったです。
冷凍保存を考えているなら私の買ったリッチェルの「わけわけフリージング ブロックトレー」は凍った食材が取り出しやすくて蓋もついていてとても便利でした。マスキングテープに作った日付を書いて蓋に貼ったり貼らなかったり。
固まったらジップロックに移すこともできます。よく15mlと25mlを使いました。
15mlは小さじ1~3程度の保存、25mlはそれ以上って感じの分け方です。
(追記)これはマジで便利なので一歳すぎた今でもよく使います。ツナ缶やトマト缶の中身を小分けにしたりしてます。
野菜フレーク☆必須ではない
美味しいので二人目の時も買いました。旬でないものや裏ごしが面倒なものもあって、初期から使えて普通に便利です。
この野菜フレークにお湯を足せば簡単にペースト状の裏ごし不要の野菜が用意できます。野菜の甘みがすごいし余計なものが入ってないんです。
なんかビタミン足したいな〜て時に蒸しパンやホットケーキ作りに足したり、ひき肉と混ぜて一瞬で一品作れたりとか、できます。
1000円台で送料無料になってることが多いのでお買い物マラソンにもおすすめですw
パルシステム/ネットスーパー/Amazon
・パルシステムは産後に加入したのだけど、安全安心押しで離乳食用のオリジナル食材もあるので良さそうです。
・ネットスーパーはヨーカドーを愛用してます。
・とはいえ近所のスーパーでも買い物をしています。
・Amazonもベビー用品などよく買っています。
これらは毎日じゃないけど必要に応じて使い分けて買い物しています。夫も外で買い物してくれてますが、急に必要なものがあったり買い忘れがあるときはとても便利…。
普段スーパーやドラッグストアに買い物行くのが大変という方は検討してみても良いのではないでしょうか。
生協の宅配パルシステム
生協をインターネットで利用できます。安全・安心な商品を、ご自宅までお届け!
今すぐ加入申し込みへ!
長くなりましたが、以上、初期の離乳食に使ったものたちでした!
要するに離乳食ってそんな買い物したり気張らなくて良いんじゃないかと思います。
もし疑問などあれば、経験は浅いですがコメントかTwitterなどでも聞いてくださいね。気づいたことがあれば私も追記していきます!
楽天ユーザーの方はこっちから見るのも便利です!↓